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屋根塗装 | 松本美装

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屋根塗装

屋根材の種類

屋根材は素材別に分類されることが一般的です。素材の違いは屋根材の形や重量に関連してきます。

◆スレート系

カラーベスト・コロニアルと呼ばれているセメントを高温高圧下で養生・成型した板状の合成スレートに、着色したものを「化粧スレート」といいます。
薄い住宅用屋根葺き材の一つで、耐候性(風雨や日光などに耐える力)も強く、軽くて、耐震性面でも有利なことから、屋根材として広く普及しています。

◆セメント系

セメントと砂から作った瓦です。
セメント瓦はそれ本体には防水性能がほとんどありません。防水性能維持するためには塗装が必要となってきます。アクリル系樹脂塗料や水系樹脂塗料、フッ素系樹脂塗料で塗装します。
セメント系材料は寸法精度にも優れ、施工性の点では優れている屋根材と言えるでしょう。
製法の差異により以下の2種類に分けられます。

◆粘土系(瓦)

粘土を使った焼きものの屋根材で、表面に釉薬が塗られている(A)釉薬瓦と、塗られていない(B)無釉瓦(素地瓦、いぶし瓦、素焼き瓦)とに大別することができます。
粘土瓦は粘土をベースに焼いた瓦で、他の屋根材に比べて重量が重くなり、耐震性能を考慮する必要があります。また、表面は強く、色味に関しては半永久的にメンテナンスがいりません。年月とともに味わい深さが出てきます。

◆金属系

金属葺きには、鋼板、銅板、カラー鉄板などの種類があります。金属板は、加工しやすく施工性がよいことから、複雑な屋根形状もできて、葺き方のバリエーションが多いことが特徴です。
長方形の平板を横長に葺く「一文字葺き」と、棟から軒先にかけて棒を並べたように葺く「瓦棒葺き」が代表的です。最近では、耐久性とモダンなデザイン性から、ガルバニウム鋼板の金属屋根が多用されています。

屋根塗料の種類

塗り替えは手軽で経済的な屋根リフォームの方法です。塗り替えできる屋根材はセメント瓦、化粧スレート、金属系屋根、アスファルトシングルなど、表面が平らなものに限られます。主に使われている塗料はフッ素樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂の4種類ですが、最近はフッ素樹脂やシリコン樹脂が主流になっています。また、遮断熱塗料もよく用いられています。

塗料 特長 防カビ
効果
汚れ
にくさ
環境
耐久
年数
フッ素樹脂塗料 高層ビルなどに使用されています。汚れにくく、耐候性、耐久性を両立させた高級塗料です。価格的には高価になります。 15~20年
シリコン樹脂塗料 汚れにくく、耐久性のある塗料です。塗装膜の膨れや剥がれが少なく、建物の内部結露を防止します。 13~15年
ウレタン樹脂塗料 最も一般的な塗料で、耐久性や耐磨耗性に優れています。また、耐油性や耐薬品性も備えています。水性と溶剤タイプがあります。 8~10年
アクリル樹脂塗料 耐久性は劣りますが低価格な塗料です。現在、屋根塗料ではあまり使用されていません。水性と溶剤タイプがあります。水性と溶剤タイプがあります。 5~7年
遮断熱塗料 一般塗料に遮熱顔料を加えたものが遮熱塗料です。太陽光線を反射し、屋根裏や2階の暑さ対策に効果を発揮します。